住宅購入の給付金「すまい給付金」を受け取る条件と申請方法

自分の住む住宅を手に入れた際に、「すまい給付金」という給付金が支払われる制度があるのをご存知ですか? 新築住宅はもちろん、中古住宅も対象になります。制度を受けるための条件や申請方法、支給金額の計算方法などを解説します。

そもそも「すまい給付金」 とは?

すまい給付金の目的は、消費税の引き上げ後に住宅を購入する際、消費税率アップによる負担を軽減すること。消費税率が5%から8%になるタイミングで制定された制度なので、消費税率が8%以上で購入した住宅が対象です。そのほかにも条件はありますが、対象者には最大50万円が給付されます。実施期間は、2015年 4月から2020年6月までの予定です。

すまい給付金を受け取るための要件とは?

すまい給付金を受け取るには、一定の要件を満たしている必要があります。まず、その対象者となる要件を確認しましょう。

すまい給付金の対象者となるための要件

  1. 住宅の不動産登記上の持分を保有し、かつ住民票において居住が確認できる人
  2. 収入が一定以下であること
    ・消費税8%で住宅を取得した場合……収入の目安は510万円以下であること
    ・消費税10%で住宅を取得した場合……収入の目安は775万円以下であること
  3. その他
    住宅ローンを利用しない場合は、50歳以上であること。消費税10%で住宅を取得した場合は、さらに収入額の目安が650万円以下(都道府県民税の所得割が13万3,000円以下)であること。

 

次に、すまい給付金の対象となる住宅の要件を確認しましょう。

すまい給付金の対象となる住宅の要件

  1. 消費税率8%以上で住宅を購入していること
  2. 床面積が50平方メートル 以上であること
  3. 第三者機関の検査を受けた住宅であること
    ・新築住宅の場合……施工中に第三者の現場検査を受け、一定の品質が確認された住宅(例:住宅瑕疵担保責任保険加入住宅
    ・中古住宅の場合……売買時に第三者の検査を受け、一定の品質が確認された住宅(例:既存住宅売買瑕疵保険加入住宅

すまい給付金の申請方法

すまい給付金を受け取るには、給付申請書に必要な書類を添付して提出する必要があります。申請者の要件と申請方法は以下の通りです。

すまい給付金を申請するための要件

(1)申請者

住宅の不動産登記上の持分を保有し、かつ住民票において居住が確認できる人
※住宅事業者等による手続代行も可能

 

(2)申請期間

住宅の引き渡しを受けてから原則1年以内であること
※当面の間は1年3カ月に延長されている

 

(3)申請方法

  • 窓口申請……各都道府県に設置されている、すまい給付金申請窓口に申請書と必要書類を提出
    ※代理申請の場合は、窓口申請のみ
  • 郵送申請……すまい給付金事務局へ申請書と必要書類を郵送

 

申請書類に不備などがなければ、提出から1カ月半から2カ月程度で申請者に給付金が支払われることになっています。

給付金額の計算方法

最後に、すまいの給付金の給付金額を計算する方法をチェックしましょう。

すまいの給付金の給付金額の求め方

給付金額=給付基礎額×持分割合

 

給付基礎額は、住宅取得者の課税所得をもとに決定され、消費税率8%で住宅を購入した場合は10万円、20万円、30万円の3段階、消費税率10%の場合は10万円、20万円、30万円、40万円、50万円の5段階があります。

 

すまい給付金 は、収入や住宅の要件はあるものの、難しい申請ではありません。住宅購入は、人生の中でもトップクラスの高い買い物。制度を賢く活用したいものです。

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